梅を食べるとアレルギーがおさまる!梅を食べた方が良い4つの理由
インフルエンザやノロウイルスが流行っていますね~
我が家では、この時期は毎日必ず、何らかの形で『梅』を食べています。
梅の成分が、インフルエンザにかかりにくい体にしてくれたり、おなかを消毒して、胃腸の風邪にかかりにくくしてくれるからです。
本来はインフルエンザとノロウイルス予防のために食べていたのですが、毎日積極的に梅を食べるようになってから、私は、体が痒くなりにくくなったし、娘はくしゃみの回数が減りました。
これって、もしかしてアレルギーにもいいの?と思って調べてみると、やっぱり梅はアレルギーにも効果があったみたいです。
何に効果があるのか?
どうして効果があるのか?を説明しますね。
活性酸素を消す働きがある
活性酸素は、身体をさびさせてしまう恐ろしい酸素で、アトピーや喘息、しみ、シワ、冷え性、脳卒中、がん、糖脳病など、いろいろな身体の不具合や、病気などの原因となります。
活性酸素を消すには、ビタミンBやビタミンC、身体の中で作られる『SOD』という酵素が必要です。
SODは人によって作られる量に差がありますし、40歳を過ぎると、一気に作られる量が減ってしまいます。
(40歳過ぎると、アレルギーがひどくなったり、体調を崩しやすくなる人が多いのは、このせいかもしれませんね)
ですので、活性酸素を消せる成分を、食べたり飲んだりして身体の中に取り入れて、活性酸素を消していくしかないのです。
梅には『ムメフラール』という成分が含まれていて、ムメフラールは、ビタミンCの10分の1の量で活性酸素を消してくれます。
活性酸素を消すには、毎日たくさんの野菜を食べ、それに加えて梅を食べるのがいいそうです。
ヒスタミンの放出を抑える
人間の身体は、外からウィルスやばい菌が入ってきたときに戦って、『抗体』と呼ばれるものを作って、ばい菌などを倒したり、身体の外に出したりして、体を守るようにできています。
この力を『免疫力』と呼んでいます。
アレルギーは、ほこりや花粉などが身体の中に入ってきたときに、免疫力が正しく働かなくて、必要以上に反応してしまっている状態です。
鼻炎を例にして説明してみましょう。
花粉などが鼻の中に入ってくると、鼻の粘膜で『ヒスタミン』というものが放出されます。
このヒスタミンは、アレルギーの原因となるものです。
これが、鼻の中の「H1受容体」という所とくっつくと、くしゃみや鼻水が出ます。
H1受容体に幕を張って、ヒスタミンとくっつけなくするのが、病院などでよく出される「抗ヒスタミン薬」です。
梅には、抗ヒスタミン薬と同じ働きがあるんです。
薬と比べると、少しだけ効果が弱いですが、梅は薬ではありませんから、副作用がありません。これが梅の一番の強みです。
薬を飲み続けるのは良くないですが、梅だったら1年中食べていても大丈夫です。
薬に頼らず、梅を食べることで、花粉症やアレルギーの症状が抑えられます。
腸の調子を良くする
梅には、腸の調子を良くして、便秘も下痢も解消してくれる働きがあります。
梅に含まれている「有機酸」というものが、胃液の量を調整してくれて、食べ物の消化や吸収を良くしてくれます。
アトピーの人は、便秘の人が多いです。
便秘だと、腸の中に悪玉菌が増えてしまって、消化の力が弱くなります。
消化の力が弱くなると、アレルギーの原因となるものが身体の中に入ってきたときにも、うまく消化できなくて、体中にアレルギーの元が漂うことになります。
これでアトピーが悪化してしまうんです。
消化、吸収をよくすれば、アレルギーの原因となるものが入ってきたときも正しく分解できますので、アトピーがひどくなりにくくなります。
疲労回復効果がある
疲れが溜まると、いつもよりアレルギーの症状が出やすくなる方は多いと思います。
疲れを回復させるには、エネルギーが必要です。
エネルギーは、食べ物から取り出されるのですが、食べ物からエネルギーを取り出すときに必要になるのが、クエン酸です。
梅にはクエン酸がたくさん含まれていて、梅肉エキスだと、レモンの10倍ものクエン酸が含まれています!
クエン酸をたくさん食べたり飲んだりすることで、疲れにくくて回復しやすい体になるため、アレルギーの症状も出にくくなります。
おすすめなのは梅肉エキス
手軽に梅の成分がたくさん取れるのが、梅肉エキスです。
薬局などで売っています。
1つの瓶で大体3,000円くらいです。
そのままなめたらとんでもなくすっぱいので、梅肉エキスをお湯に溶かして、蜂蜜やオリゴ糖、黒糖などで甘みを付けて飲むと飲みやすいですよ!
すっぱいのが苦手なら梅丹(めいたん)
薬局で梅肉エキスなどと一緒に売っていることが多いです。
梅丹は、梅肉エキスをもち米粉で固めて、サプリメントにしたもので、余分な添加物などは何も入っていませんので、安心です。
口に入れると若干梅の味はしますが、1粒1粒が小さいので、水で飲み込みやすいです。
お子さんにおすすめなのははちみつ梅
すっぱいのが苦手なお子さんは、梅肉エキスを嫌がることも多いですし、サプリメントはまだうまく飲み込めません。
我が家は、息子がまだ小さいので、息子用にはちみつ梅を買っています。
はちみつ梅
ただ、スーパーのものだと、添加物がいっぱい入っていて、塩分もやや高いものが多い(7%くらい)ので、塩分5%で、添加物が入っていないものを、通販で買っています。
ちょっと高いですが、スーパーのものとは味が全然違います。
これだったら幼稚園児でも食べられる味です。
カリカリ梅や干し梅などをおやつとして取り入れるのもおすすめです!
ただし、添加物はしっかりチェックしてください。
添加物は、アレルギーの原因となることもありますから、買う前に必ずチェックしてから買ってくださいね。
寒い時期は梅をたくさん食べて、病気もアレルギーも万全に対策して過ごしましょう!