アトピーさんの髪の洗い方とシャンプー選びの3つのポイント

shampoo

化粧水や洗顔せっけんなどは、直接肌につけるものなので、
アトピーでもいいものを…と気を使って選ぶ方が多いですが、

意外と盲点なのが、シャンプーです。


シャンプーは頭皮を洗うものですし、
流すときに背中や胸などにもかかります。

シャンプーが原因で、頭皮がカサカサになってかゆくなったり
背中やおしりなどにブツブツができたりする
こともあります。

正しい方法で髪を洗ったり、シャンプーを選んだりしないと、
皮膚がボロボロになる原因となってしまうので気を付けましょう。

正しい髪の洗い方

髪を洗う前にブラッシングする

実際にやっている方は少ないと思いますが、髪を洗う前には目の粗いブラシでしっかりブラッシングをしてください。

ブラッシングをすることで

  • 埃、フケ、抜けた髪の毛が落ちます。
  • 髪のもつれがなくなります。
  • 頭皮の血行が良くなり、皮脂やフケが浮いてきます。

ですので、ブラッシングをするだけで、かなり汚れが落ちやすくなりますし、
少ない量のシャンプーで髪がきれいになります。

アトピーの方は、頭皮の乾燥を防ぐために、できるだけ短い時間でシャンプーを済ませたほうがいいので、
ブラッシングは必ずしたほうがいいですよ。

お湯の温度は35℃~38℃

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体温と同じくらいの温度のお湯で洗うと、汚れが落ちやすいですし、
肌を刺激することなく、洗うことができます。

お湯を手に当ててみて、少しぬるいかな?と思うくらいの温度がベストです。


38℃より高い温度となると、肌を守るために必要な皮脂までお湯に溶けて流れて行ってしまうので、肌が乾燥しやすくなりますし、

流れていった皮脂を体が作ろうとするので、頭がべたべたしやすくなります。

シャワーの水圧は弱めに

シャワーの水圧が強すぎると、必要な皮脂がどんどん流れて行ってしまって、乾燥の原因となります。

シャワーの水圧は弱めにしましょう。

ただし、弱めの水圧では、丁寧に洗わないと汚れがきちんと落ちませんので、
お湯を髪に含ませるようにして、丁寧に洗ってください。

シャンプーする前に、しっかりとお湯で洗う

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シャンプーをしないと、髪の毛の汚れが落ちないような感じがしますが、
実はお湯で丁寧に洗うだけで、汚れの8割~9割くらいは落ちてしまいます

シャンプーをする前に、お湯で丁寧に洗っておけば、シャンプーの泡立ちが良くなりますし、
短時間でシャンプーできるので、必要な皮脂が流れていきづらくなります。

シャンプーも少しの量で十分泡立つので、コストパフォーマンスもよくなりますよ。

すすぎはシャンプーの倍の時間をかける

シャンプーした後に、お湯で髪をすすぎますが、
大半の人は、泡が全部流れたところで辞めてしまいがちです。

でも、これがダメなんです。

泡が全部流れても、髪の毛や頭皮には目に見えないシャンプーの成分が残っています

シャンプーした時間の倍くらいの時間をかけて、丁寧にすすぎをしてください。

これだけでもずいぶんと痒みやフケがおさまります。

顔や体を洗うのは、髪を洗った後で

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トリートメントをする場合は、トリートメントを髪につけたまま何分かおかなければいけません。

そのため、その時間を使って顔を洗ったり、体を洗ったりする方もいらっしゃいます。

顔や体を洗った後に、トリートメントやシャンプーを流すと、
流したトリートメントやシャンプーが体にかかり、そのまま残ってしまいます。

それが原因で、肌があれたり、湿疹ができることも多いです。

髪を洗った後に、顔や体を洗って、流れたシャンプーやトリートメントが残らないようにしてください。

シャンプーの選び方

合成界面活性剤が使われているものはダメ!

ドラッグストアなどで売られている、市販のシャンプーのほとんどには合成界面活性剤が使われています。

洗浄力が高くて、泡立ちが良く、値段も安いのでよく使われているのですが、
とても刺激が強く、肌にはよくない成分です。

アトピーの人には向きません。

  • ラウレス硫酸Na
  • ラウリル硫酸Na

成分表示を見て、この2つが書いてあるものは使わないようにしましょう。

シリコン・防腐剤は特に気にしなくて良い

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最近はノンシリコンシャンプーが多く出ていたり、
防腐剤フリーという記載をしている化粧品などが多いので、

シリコンや防腐剤は体に悪いものと思われがちです。

アトピーさんのシャンプー選びでは、この2つは特に気にしなくてもいいです。
(ただし、シリコンや防腐剤に肌が反応してしまう方は避けてくださいね)

シリコンは、元は髪の表面をコーティングするためのもので、
髪の手触りを良くするために使われているものです。

シリコンがなぜよくないもののように言われているかというと、
シリコンでコーティングされた髪だと、カラーやパーマがうまくかからないからです。

カラーやパーマをする予定があるなら、1週間前くらいからは使わない方がきれいに仕上がると思いますが、
普段使う上では、そこまで気にしなくてもいいです。


防腐剤についても同じです。

パラベンなどの防腐剤が肌につくとかぶれてしまう、という方はもちろんやめたほうがいいですが、
防腐剤が入っていないと、中でカビや細菌がどんどん繁殖します

そんな菌まみれのシャンプーを使えば、防腐剤以上に肌に良くないことは明らかで、
カビや細菌のせいで肌が荒れたりします。

特にシャンプーを置いておくお風呂場は、高温多湿ですから、
カビや細菌に繁殖してくださいと言っているようなものです。

防腐剤フリーが必ずしもいいとは言えません

ですので、防腐剤が入っているかどうかは、そこまで気にして区手もいいですよ。

季節や肌の状態にあったものを使う

肌の状態は常に変わりますし、季節によって肌に合うシャンプーは変わってきます。

夏はいいけど冬は乾燥してダメ
冬はいいけど夏に使うとべたべたする

など、1年中同じシャンプーを使っていると、肌に合わなくなることがあります。

少し前までは何ともなくて調子が良かったのに、
使い続けていたらいきなりかゆくなった!なんてこともあります。

その場合は、もったいなくても使うのをやめて、別のシャンプーを使うようにしてください。

ラフィーのシャンプーとトリートメントを使ってみました。

ラフィー詰め替え用

この度、以前から気になっていたラフィーのシャンプーとトリートメントをいただいたので、使ってみました。

解析サイトで、高い評価がついていたので、使ってみたいと思っていたんですよね。

プロのスタイリストさんたちが作った、肌に優しいシャンプーらしいです。

頂いたのは詰め替え用ですので、100均で買ったボトルに詰めました。

ボトル写真


さて、問題の成分ですが、こんな感じです。

シャンプーの成分

シャンプー表示

水、ラウラミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、ラウレス-6カルボン酸Na、グリコシルトレハロース(Tornare)、ベタイン、ポリクオタニウム-10、加水分解水添デンプン、BG、加水分解シルク、オキナワモズクエキス、香料、安息香酸Na、フェノキシエタノール、エチドロン酸

アトピー肌の天敵のラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸Naは入っていません。

どんな成分なのか説明すると

  • ラウラミドプロピルベタイン
  • コカミドメチルMEA
  • ラウレス-6カルボン酸Na

頭皮への刺激が少なく、髪を洗える成分です。

  • グリコシルトレハロース
  • ベタイン
  • BG
  • 加水分解水添デンプン
  • オキナワモズクエキス

肌や髪を保湿します。肌荒れ防止にもつながります。

  • ポリクオタニウム-10

髪にうすい膜をして、ダメージから守ったり、コシを出したりします。
静電気を帯びにくくする働きもあるので、長い髪でもほこりがつきにくくなります。

  • 加水分解シルク

髪を保湿したり、ハリ、コシ、ツヤを与えます。
傷んだ髪を補修する働きもあります。

  • 安息香酸Na
  • フェノキシエタノール

防腐剤としての役割をします。

  • エチドロン酸

シャンプーの品質を安定させます。

出来るだけ肌に刺激がないものを選んで作られているシャンプーです。


サイトを見ると、防腐剤フリーと書いてあります。

確かに、パラベンなどのメジャーな防腐剤は使われていませんが、
安息香酸Naやフェノキシエタノールは使われていますので、細菌やカビが繁殖する心配はありません。

ラウラミドプロピルベタインは、低刺激で洗浄力もそこそこありますが、髪に残りやすいので、すすぎは丁寧にしてください。

トリートメントの成分

トリートメント表示

水*、セタノール、ステアリルアルコール、ジメチコン、ステアリルトリモニウムクロリド、スクワラン、ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド、アモジメチコン、ステアリン酸PEG-55、ラウレス-4、ラウレス-23、ラウレス-5、イソプロパノール、加水分解シルク、水溶性コラーゲン、乳酸、ポリアミノプロピルグアニド、フェノキシエタノール、香料

  • セタノール
  • ステアリルアルコール

髪のツヤ、滑りを良くします。

  • ジメチコン
  • アモジメチコン

シリコンオイルです。髪の滑りを良くします。

  • ステアリルトリモニウムクロリド
  • ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド

髪の毛を柔らかくしたり、静電気を帯びにくくします。

  • スクワラン

髪に幕を作り、汚れから守ります。

  • ステアリン酸PEG-55
  • ラウレス-4
  • ラウレス-23
  • ラウレス-5

トリートメントをクリーム状にするための成分です。

  • イソプロパノール
  • ポリアミノプロピルビグアニド
  • フェノキシエタノール

防腐剤の役割をします。

  • 加水分解シルク

髪を保湿したり、ハリ、コシ、ツヤを与えます。
傷んだ髪を補修する働きもあります。

  • 水溶性コラーゲン

髪の保湿・保水をします。

  • 乳酸

殺菌やpH調整に使われています。


ノンシリコンとサイトに書いてありましたが、ノンシリコンなのはシャンプーのみで、トリートメントにはシリコンが使われています。

アトピーとシリコンはそこまで関係ありませんので、気にしなくていいですが、
ノンシリコンにこだわりたい方は、トリートメントは別に用意したほうがいいですね。

トリートメントも比較的、刺激のない成分ばかりですので、安心して使えます。

シャンプーを使ってみました

シャンプー1

このようにシャンプーは無色透明です。
フローラル系の甘い感じの香りがします。

シャンプー2

合成界面活性剤や、シリコンが入っていないので、
泡立ちはそこまでよくありません。

もこもこの泡で洗いたい方は、泡立てネットを使うといいでしょう。

しっかりブラッシングとお湯洗いをしてからであれば、十分に泡立ちます。

洗い上がりはさっぱりした感じです。
頭皮がスーッとするので、夏に良いと思います。

トリートメントを使ってみました。

トリートメント

トリートメントは、よくある乳白色です。

香りも、美容院で使っているトリートメントのようです。

柔らかめで伸びがいいです。

トリートメントは、つけてすぐ落とすのではなく、2~3分は置いたほうがいいですね。

ホットタオルを巻くと、浸透しやすくなる感じがします。

洗い上がりは、しっとりというよりもサラサラです。
サラサラの仕上がりが好きな方に良いと思います。

詳しい情報を見に行く↓↓↓
フコイダン配合 ラフィーシャンプー

市販のものからラフィーに変えた方に起こりうること

ラフィーのシャンプーとトリートメントは、肌に刺激を与えないことを重視して作られていますし、
合成界面活性剤を使っていませんので、市販のものと比べると洗浄力は弱めです。

ですので、使い始めてから1~2週間は、頭皮や髪がべたべたするように感じるかもしれません。

今まで刺激の強いシャンプーを使って、必要な皮脂まで流れていてしまっていたので、
体が皮脂をたくさん作るようになってしまっているためです。

はじめは気になるかもしれませんが、だんだんと体が余分な皮脂を作らなくなりますので、次第にべたべたしにくくなります

気になるようなら、
使い始めは軽く二度洗い

二度洗いの日を1日おき、2日おき、とだんだん少なくしていってみて下さい。

だんだんとベタベタしなくなりますよ。

優しいシャンプーでもダメならお湯のみで洗う!

yoko

アトピーがひどかったり、どんなシャンプーを使ってもダメならお湯のみで洗ってください。

頭皮が炎症を起こしてしまうと、元の状態に戻るまでに時間がかかります。

炎症を起こしている間は、できるだけ刺激を与えないようにするのが大切です。

どんなにやさしいシャンプーでも、多少は肌に刺激を与えてしまいますので、お湯だけで洗うのが一番です。

お湯だけで気持ち悪いという方は、1日おきや2日おきでもいいので、お湯だけで髪を洗う日を作ってみて下さい

それだけでも頭皮の状態がずいぶんよくなりますよ。

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